H&Mの日本撤退や閉店はいつ?
まずは、H&Mの日本撤退や閉店についてみていきましょう!
H&Mについて
もはや「H&M(エイチアンドエム)」と聞いて、知らない日本人はいなくなったのでは
ないでしょうか☺
2008年に日本に進出した「H&M」は、大型のショッピングモールの
「イオン」や「ららぽーと」でよく見かけますよね。
H&Mは、スウェーデンのアパレルメーカー
エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツが展開するファッションブランド!
低価格かつファッション性のある衣料品を扱う、いわゆるファストファッションの一翼を
担う企業のひとつです☺
H&Mの特徴は、
・大型店舗
・価格が安い
といったイメージもあるかもしれません。
そんなH&Mですが、多く出店しているのは「大型ショッピングモール」です!
H&Mクラスのお店なら、ショッピングモール側としても、集客するためのテナント
として、必要・欲しいテナントになっていると考えます。
2017年8月末時点のH&Mの店舗数は、75店舗
2017年2月に2代目社長と交代が行われました。
ファストファッションブランド全体は苦境?
大手ファストファッションブランド(ユニクロ・GU・ZARA・H&M・フォーエバー21)の2013年から2018年までの成長率のデータを見てみると、2013年度と比較して2017年度は軒並み鈍化しているようです。
特に2013年には前年比3割を超える成長率を誇っていたGUは転落が著しく
3%程度にまで落ちてしまっています。
お客さん多そうに見えますけど、厳しいんですね💦
フォーエバー21は2016年度、17年度と2年連続でマイナス成長を記録してました。
この低迷が日本撤退の決め手となったと思います。
ZARAやGAPも苦戦が続いているようです。
GAPについてはこちらの記事にまとめていますので、よかったらどうぞ↓↓
こうした苦戦を象徴するのが、フォーエバー21の破産申請ですよね。
日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用を申請し、
ファストファッションブームの終えんが頭をよぎりました。
ユニクロは最後の砦
ファストファッションブランド大手の中で唯一といっていいと思いますが
堅調を維持しているのが、みなさんご存知のユニクロです。
ユーロモニターの調査によると、ユニクロの成長率は3%近くまで低迷した2015年を
除いて、毎年6〜7%の成長率を続けています。 安定しているということでしょうね!
なぜ、ユニクロは一人勝ちできているのでしょうか。
これは、ユニクロがブランドイメージの転換を図っていることが功を奏しているようです。
ユニクロは2013年から「LifeWear」というコンセプトを掲げています。
「あらゆる人の暮らしを、より豊かにすることを目指す、普通の服」を提供するブランド
だという認知の拡大に務めています。
シーズンごとに“買っては捨てる”消費サイクルを重要視する他ブランドとの
イメージとは一線を画するスタイルですね!
フリマアプリ大手のメルカリが2018年11月に発表した
「取引ブランドランキング2018」によれば
最も売られているブランド・最も買われているブランドともにトップはユニクロ👑
ナイキ・アディダスがそれに続くそうです。
「長く使えて、いらなくなったらフリマアプリで売れる」という消費者ニーズに、
ユニクロは応えていることが良いようです。
H&Mは売れている?
H&Mは、日本で売れているのでしょうか?
おそらく売れてるはず。と感じています。
お店を見ていると、平日でもお客さんは店内にいますし、
買い物をしている人も多く見かけます。
大型ショッピングモールの平日は売れてるお店でも閑散としていることもありますが
H&Mは違います。間違いなく売れているでしょう👔
ただ、売れているけど
大型ショッピングモールに多く出店しているとい戦略があるので、
売上規模によってテナントの売上は変わります。
大型店舗で3億売れなければ撤退するべき判断を下したりするそうです。
2017年以降、出店計画を発表していることからも
3億円以上、いや5億円以上の売り上げを誇る店舗があるということなのでは
ないでしょうか。