学習目標の明確化

合格の基準は必ず完全習得?合格基準の設定方法を解説!

こんにちはKOHSHIです!

 

新入職員研修もひと段落して、それぞれの部署で働きだした頃ではないでしょうか。

4月は職場でも新しい風が吹いているような感じで、個人的には好きな時期です!

今後も定期的に研修などは実施されると思います。

研修がうまく実践できた方もいれば、もしかしたら修正して、次は効果的な研修をと

考えている方もいるのではないでしょうか。

 

今回は学習目標を明確化する最後のポイントについて紹介していきたいと思います!

 

100点満点が合格なの?

 

この記事のタイトルに「完全習得」という言葉を使っていますが、

いつも全問正解を意味しているわけではありません。

合格の基準は、教材を作る側があらかじめ設定することができます。

どこまでできれば合格なのか

どこまで達することが出来れば次のステップに進めるのか

を明確にするのが合格基準になります。

 

悩む研修担当者
悩む研修担当者

前に、新人さんのチェックリストは全部答えることができないと次に進んじゃダメでしょ。みたいなことを聞いたことがありますが、、、

KOHSHI
KOHSHI

うーん、必ずそうとは言えないんじゃないかなぁ

 

もしかしたら同じように感じていた人もいるんじゃないでしょうか?

そこで、次は合格基準の設定方法について見ていきましょう!!

 

学習目標に対する合格基準を示す

 

例えば、選択式問題などの場合、全問正解が望ましいかもしれませんが、

うっかり選択する箇所をミスした答えがあっても、

そのあとが正解なら大目に見ることもできるかもしれません。

「10問中8問正解で合格」という基準もあるでしょう。

もちろん、選択ミスを犯さないことも実力と考えて、

「10問全問正解で合格」という基準を採ることもできます。

 

サッカーのPK練習で

「ゴールの枠内に蹴ることができ、10本中5本入ればクリア」

みたいなことを採ることもできます。

 

どの程度ミスを認めるかによって、

教材を作る側も教え方を考えなくてはいけないかもしれません。

学ぶ側の覚悟も違うかもしれません。

 

その他にも、「5分以内に」とか、「30分以内で」とか制限時間も合格基準になります。

 

先ほどの新人さんのチェックリストなんかで言えば、

「チェックポイント10のうち7つに合格する」とかの正確さの尺度が合格基準として

考えることができます。

 

合格基準は目標行動として求められる能力の出来栄えを示します。

 

達成すべき最低到達基準(マスタリー基準)を定める

 

数値化がポイントかなぁと思います!!

 

これは、

私が、栄養の教材で設定した合格基準になるんですが、

 

 

どの程度ミスを認めるかということも考えました。

ただ、前の問題が解けないと次の問題を解くことが難しく、

解き方をわかっているとは言えないと判断して、このような合格基準としました。

 

まとめ

 

学習目標を明確にするための最後のポイントである、

学習目標に対する合格基準を示すということを紹介してきました!

 

みなさんの中にも耳当たりの良い言葉や表現が並ぶ案内を見て出席した研修が、

自分の期待内容やイメージと大きく異なっていたという苦い経験をお持ちの方々が

いらっしゃるのではないでしょうか。

学習目標は、

学習者が、本当に必要な研修かどうかを判断できるというメリットもあると思います。

 

どこまでできれば合格なのかどこまで達することが出来れば次のステップに進めるのか

学習者の立場に立って設定できたらいいですね。

 

今回はここまでになります!

 

それでは、最後までご覧いいただき、ありがとうございました!!

 

もし、目標の数値化やクリアすべき目標点の設定に関して興味がある方は

こちらを参考にどうぞ!!

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