魅力を高める作戦

その学習は自信へとつながる? できるという自信につながりにくい時の解決策!!

こんにちはKOHSHIです!!

 

何かを達成した時の達成感には何とも言えない喜びがありますよね。

達成感を感じ、その結果「もっと学んでみたい」と思えることができれば

研修に魅力があると言えるのではないでしょうか。

ただ、何かを達成したけど「実際にできる自信はない」といった

感想をもらったことがある方もいるのではないでしょうか?

 

今回は、

受講者に「やればできそうだなあ」と思ってもらう方法について紹介していきたいと思います。

 

成功体験&自分の努力だと思わせる!!

 

達成の可能性が低く、やっても無駄だと思えば「自信」を失ってしまいます。

逆に、学び始めに小さな成功を繰り返し成功の体験を重ね、

その成功は自分の能力や努力によってもたらされたものだと思えれば

「やればできる」という自信が身につくと思います。

自信への第1歩は、ゴールを明確にし、それをクリアーすること。

着実に進んでいることが自覚できるような条件を整えることは欠かせません。

指示にただ従うだけではなく、

試行錯誤を重ね、

自分なりの工夫をこらして成功した場合「自信」はさらに高まります。

やはり、この「やればできる」という「自信」は魅力ある研修には欠かせないですよね。

 

3つの側面から自信へとつなげていく!!

 

「自信」の側面も3つに分類されるので、それぞれのヒントを書いていきたいと思います。

 

自信(Confidence)Cをとって示していきますね。

 

C-1学習要求   ゴールインテープをはる

 

本題に入る前にあらかじめゴールを明示し、どこに向かっているのかを意識させます。

何ができたらゴールインとするかをはっきりと具体的に示します。

テストの予告や条件や基準なども示す必要があります。

目標は高すぎないけど低すぎない、頑張ればできそうなものに設定したほうがいいですね。

どこまでできたかを頻繁にチェックして見通しを持たせるのも有効です。

出口の見えないトンネルでただやみくもに努力を重ねていても

「できた」という気持ちにはなりにくいので、

明確なゴールをめざすことで、達成時の自信へとつなげていきます!!

 

C-2成功の機会  一歩ずつ確かめて進む

 

他人との比較ではなく、過去の自分との比較で進歩を確かめられるようにします。

失敗しても大丈夫な、恥をかかない練習の機会をつくる必要があります。

短いセクションごとに確認問題を設け、でき具合を自分で確かめながら進めるようにします。

明確なゴールを持っても、あまりにも道のりが長いと達成感を実感できる機会は少ないし

「やればできる」とは思いにくいでしょう。

その確認問題は、

やさしいものから難しいものへ、着実に小さい成功を積み重ねることが必要です。

できた項目とできなかった項目を区別するチェックリストがあってもいいと思います。

徐々にできなかった項目を減らしていくということですね。

最後にまとめの練習の機会を設け、総仕上げをします。

 

C-3コントロールの個人化   自分で制御する

 

幸運ではなく、自分が努力したから成功したといえるような研修にする必要があります。

講師の言われたとおりにやったからうまくいったのでは、

自分一人でできるという自信にはつながりにくく、依存心が高まる可能性があります。

 

悩む研修担当者
悩む研修担当者

研修アンケートで、

「実際に仕事で活かせるかは自信がない」

というコメントを見たことがあります。

KOHSHI
KOHSHI

講師が導くとおりにやってうまくいったのかもしれないね。

講師の言っていることはわかるけど、私にできるのかな。

と、感じているかもしれないね。

自分自身で行って成功したと確認できるデザインにする必要があるかもね。

 

不正解があったとしても、

受講者を責めたり、「やっても無駄だ」と思われるようなコメントは避けます。

失敗した場合には、

悪かった点を自分で判断できるようなチェックリストがあってもいいかもしれません。

練習は、いつ終わりにするのかを自分で決めさせ、納得がいくまで繰り返せるようにします。

身につけ方のアドバイスはしますが、

それは参考にして、自分独自のやり方でもよいことを伝えます。

 

自分自身で学び方を工夫して、

その結果が成功につながれば、

それが学ぶ自信につながっていく。

学習のコントロールは受講者が持つことが重要ですね!!

提供者側は多様な選択肢を準備しておく必要があります。

 

「自信」を生み出すために工夫した1つになるんですが、

 

 

C-2:成功の機会、C-3:コントロールの個人化という部分で、

短いセクションごとに確認問題を設けました。

また、練習をいつ終わりにするのかを自分で決めさせ、

納得がいくまで繰り返せるようにしました!!

 

まとめ

 

研修の魅力を高めるために受講者に

「やればできそうだなあ」と思ってもらう方法について紹介してきましたが

いかがでしたでしょうか。

 

研修は、耐え忍ぶものである必要はありません。

もっと学んでみたいと、この研修に出会えた喜びを感じてもらいたいです。

自己選択、自己責任の原則のもとで苦労した末の成功で、

本当の意味での自信を生み出すことができたらいいですね!!

今回はここまでになります。

 

それでは、最後までご覧いいただき、ありがとうございました!!

 

研修の魅力については、こちらでも記されています。

興味がある方は是非参考にどうぞ!!

 

 

 

 

 

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