こんにちはKOHSHIです!!
テストで出入口を明確化しますが、
いざ作成するとなると、どんな感じで作ればいいんだろう?
と、考えることもあるかもしれません。
最近から授業や研修を担当するようになったという方などは、
特に頭を悩ますこともあるのではないでしょうか・・・
今回は、学習目標に到達したかどうかを評価するために必要な「事後テスト」と、
よく用いられるペーパーテストの形式について紹介していきたいと思います。
完全習得したかどうかを判断するための事後テスト
研修や教材で学習した結果として教えたいことが実際に身についたかどうか、
学習目標に到達したかどうかを確かめるテストを「事後テスト」といいます。
事後テストに合格しないと、次の研修や教材に進めないことになります。
「出口」における門番の役割ですね!
実施するタイミングは、その名の通り、研修や教材をやった後になります。
事前テストで不合格だった人が研修や教材をやって事後テストで合格した場合、
初めて「うまく教えることができた」といえます。
研修楽しかったです。と言われたことがあるんですが、
それじゃぁダメですか?
楽しかったと言ってもらえるのは、
ウケが良かった。反応が良かった。
と言えるかもしれないね。
ただ、教えたいことが間違いなくマスターしたと判断するのは反応ではわからないんだ。学習目標を達成してもらって効果があると言えるからね!
ペーパーテストの一部を紹介していくね!
よく用いられるペーパーテストの形式を紹介
初めは、どんなテストを作ればいいのか、どんな問題にすればいいのか、
想像することが難しいかと思います。
実際に担当した研修や教材についてのテストを作成することになりますが、
このテストに合格なら、
教えたかったことは間違いなくマスターしたと判断できるような
テストを用意することになります。
ただ、それが難しいんですよね。
いろいろなテストがあると思いますが、
ここでは、
認知領域の評価によく用いられるペーパーテストの一部を紹介します。
・論文体テスト
記述式のテストで、文章で答えさせる方法になります。
例として
犬の飼い方を説明せよ。
環境問題に対してどう考えるかを述べよ。
超高齢社会についてどう考えるかを述べよ。
・客観テスト
再生形式と再認形式があります。
再生形式(選択肢なしで書き入れる方法で次の4つがあります)
単純再生法:日本の現内閣総理大臣は誰か。 次のひらがなを漢字に直せ。
次の計算をせよ。 次の図のア~ウの箇所の名称を答えよ。
完成法(穴埋め法): 次の空欄に適語を埋めて文章を完成せよ。
訂正法:次の文の間違いに下線を引き、それを訂正せよ。
序列法:大きい順に番号をつけよ。年代順に並べ替えよ。
再認形式(正しいものを選択する方法で次の4つがあります)
真偽法:正しいものには〇、正しくないものには×をつけよ。
多肢選択法:次の中から正しいものを1つ記号で選べ。
次のうち、サガン鳥栖所属のサッカー選手の名前はどれか。
まちがったものが1つずつ入っているのでそれを〇で囲め。
組み合わせ法:左の作者と右の作品を線で結べ。
選択完成法(穴埋め法):次の文章の空欄にあてはまる語句を下群より選んで番号を
記入せよ。
以前に担当した研修で採用した事後テストになるんですが、
客観テスト
再生形式での完成法(穴埋め法)での問題を作成しました。
まとめ
学習目標に到達したかどうかを評価するために必要な「事後テスト」と、
よく用いられるペーパーテストの形式について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
みなさんが担当する研修や教材には、どの形式のテストがふさわしいでしょうか。
教えたかったことは
間違いなくマスターしたと判断できるようなテストができるといいですね!!
今回はここまでになります。
それでは、最後までご覧いいただき、ありがとうございました!!
事後テストについては、こちらでも記されています。
興味がある方はこちらを参考にどうぞ!!