学習目標の明確化

学習課題の種類とは?おすすめの学習課題3つを紹介!

こんにちはKOHSHIです!

 

学習する課題と言えば、知識だったり技術だったりありますよね。

もちろん同じ研修内にいくつかの種類が違う学習目標があることもあると思います。

そんな学習課題の種類にはどんなものがあるのでしょうか?

今回は、学習課題の種類について紹介していきたいと思います!

 

学習課題の種類について

 

同じ性質を持つ学習目標を分類するための枠組みを、「学習課題の種類」といいます。

学習目標を設定したら、その目標が達成されたかどうかを評価する必要がでてきます。

目標の分類をすることで適切な評価方法が選択できるようになります。

どうやって評価しようか悩む方もいるかもしれませんが、

この評価をどうするか考える上でも役立つんですね!

しかも、目標に到達するために有効な研修の条件を知る上でも重要であり、

研修を効果的にするためのヒントも得ることができます!

どんな方法を使って研修を実施しようかがわかってくるようになります!

 

学習課題の種類は大きく3つに分類

 

学習課題の種類は大きく分けて

「あたま」 「からだ」 「こころ」 の3つに分類されます。

1つずつ紹介していきますね。

 

 

【あたま】

 

この課題は「認知領域」の課題と呼びます。

指定されたものを覚えてそのまま再生(出力)したり、

ある規則やルール(公式など)を用いて、その知識を応用し未知の事例に適用させたりします。

計算したり、暗記したりすることは「あたま」にまつわる課題の例になります。

 

 

【からだ】

 

この課題は「運動領域」の課題と呼びます。

筋肉を使ってからだを動かし、

コントロールしながら自分が思った通り(または学習した通りに)に体を動かしたりします。

今こうやってPCを使ってブログを書いていますが、タイピングができることや

サッカーのシュートが決まるようになることなどは「からだ」にまつわる課題の例になります。

 

 

【こころ】

 

最後の3つ目は「情意領域」の課題と呼びます。

興味・態度・価値観の変容であったり、

人が行動する際、その行動を選ぶに至る気持ちを変化させたり、

気持ちの変化によって特定の行動を取らせるなど、行動を変えたりします。

環境問題に対する配慮、モラル、学習への積極的な態度ななどは

「こころ」にまつわる課題の例になります。

 

 

私が、栄養の教材で設定した学習目標になるんですが、

 

指定されたものを覚えてそのまま再生(出力)したり、

ある規則やルール(公式など)を用いて、

その知識を応用し未知の事例に適用させたりするといった

「あたま」「認知領域」に分類させるということになります。

 

まとめ

 

学習課題の種類について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

悩む研修担当者
悩む研修担当者

なんか、私が担当して設計してきた研修は「あたま」「認知領域」に

分類されているものが多いなぁと思いました。

KOHSHI
KOHSHI

分類することで、学習目標のかたよりを防ぎ、バランスをとることも

できるよね。

いろいろな種類の学習目標を考慮することで、

研修に「深み」がでるかもしれないね。

 

みなさんが担当を予定している研修や、作ろうとしている教材の学習目標は、

どの領域に分類されるでしょうか?

 

学習目標が「あたま」の変化なのか、それとも「からだ」や「こころ」の変化なのか、

どれに分類させるのかを確認できたらいいですね。

 

今回はここまでになります。

 

それでは、最後までご覧いいただき、ありがとうございました!!

 

もし、学習課題の種類に関して興味がある方はこちらを参考にどうぞ!!

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